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ふじこは ぺったん

気絶シーンに非ず

毎年夏になると、毛ものの宿命で、ふじこはかゆがるようになります。
普通の猫ならまぁほどほどで済むのですが、ふじこは右後ろ足がないので、頭の右側を自分で掻くことができません。

これがかなりのストレスに繋がっていることは間違いないです。人間に掻いてもらうのにも限度があり、その間にもかゆみはじわじわじわわとたまっていく。
でも自分じゃ掻けない。ウギギギギギ(ふじこ)

近づくとふじこは、頭を右側にもたげて「かいてちょ」ポーズをします。
で、掻いてやると右後ろ足の付け根をせっせこせっせこ動かします。まるで自分で掻いているかのよう。
このしぐさは、あんよがなくなって5年間、抜けることはありませんでした。

田舎の庭だもんで、ノミこも容赦なくとりつきます。最近まめにシャンプーしてやるようになりました。

ところが今日、いつものようにおとんが掻いてやっていたところ、発作を起こしてふじこはばったんと倒れてしまいました。あまりにかゆいところをかいてもらってクラッときたのか……

これは前から言われていたことなのですが、ふじこは、赤ちゃんの頃に車にはねられたときに、頭も打っていたようで。脳にちょみっと傷が残ってしまったらしいです。
で、いわゆる「てんかん」の発作を起こすかもしれないから、それが起こったら涼しいところに寝かしてそっとしとしてあげるように、と獣医さんに言われておりました。
5年間知る限り、いままでそのようなことはなかったので、びっくりしたおとんは私に電話をかけてきたです。
ちょうど仕事が終わったおいらは、家に舞い戻りました。ふじこの発作はすぐに治ったようで、木陰でけろりんちょとしてました。

「まぁこの際お医者さんに診てもらおうか~ふじこ」

首筋のかすかなブツブツも晴れれば、あまりにかゆがることも少なくなろうかと思いまして、久々に病院につれていくことに。

ゴトン、ズズズズズズズ

オマエそれ明らかに犬用だろ……てなデカいゲージを引っ張り出すや、ふじこの顔がピクっとひきつる。
ふじこを飼い始めたころに買ったゲージですが、目測を誤って巨大なやつを買ってしまった(笑)
チッ、重い。もっと小さいのにすればよかった……

ギニャー、ブニャーと暴れるふじこ。お医者さんに命を助けてもらったふじこですが、そんなことあたちは知りまちぇん覚えてまちぇんおいちゃちゃんイヤあぁぁぁぁ、とばかりに吠える、泣く、わめく。
お構いなしに車で出発進行なオイラ。

ふじこの病院暦ですが、最初職場の近くで轢かれたときにかかったのがA病院。以後なにかあったときには、家の近くのB病院でめんどうをみてもらっていたのですが、先日B病院が閉院してしまいました。
家の近隣には動物病院がなくなってしまった。困った。しょうがないので再度A病院にかかることに。車で30分。

だが、更に困ったことに、このA医院、一昨年移転してしまった。移転場所ははうすぼんやり聞いていたのですが、どうにもわかりにくい場所にある。迷い始めて同じところをぐるぐる回るオイラ。

その間もふじこはケージのなかでギニャーブニャーびゃおぉぉぉぉん。ねえちゃんのバカああぁぁぁぁぁぁ、おうち帰るうぅぅぅぅぅ。
オイオイ元気じゃねぇかコイツ。この騒ぎのまま病院に突入したら先生目をむくぞ……
これだけ車に慣れない奴も珍しい。いや、停まっている車には平気で乗り込んでいびきをかいているんだがコイツ。おとんの箱バンの中がふじこの秘密基地だ。

まぁ結局のところ、あまりに私が迷いまくったせいでふじこも疲れ果て、病院に着いたころには程よくヨレていたのでした。

うーん、迷いまくったのも無理はない。A病院はいつのまにかリニューアルして、C病院に名前を変更していやがったのだ。どうりでA病院の名前で人に聞いてもわからんはずだ。なかみはおなじだけど。
昔からここは評判のいいお医者さんで、いつも患者さんならぬ患畜さんがいっぱいです。

健康診断に来たらしい元気いっぱいのおじいさんテリアが、ふじこのそばをくるくるくるくる回る。ちょっとメタボ気味のコーギーが、ドスのきいた声で吠えまくる。
今日は犬率が高いぜかわいいぜ、そしてふじこは完全に沈没モード。涙も枯れ果てまちた。
そこへ受付のおねえさんに呼ばれるオイラ。

「○○さ~ん、このネコちゃん、名前つけてらっしゃいますよね。なんですか?」

カルテに書くらしい。
私はギクりと息をつまらせ、待合室はさほど広くないのにおねえさんの間近まで行って、小声で言った。

「……ふじこです」

そしておねえさんのよく通る声が待合室中に響き渡る。

「フジコちゃんですね~! わかりました~!」
「……」


ふーじこちゃーん。


ギャアァァァァ由来はルパンじゃねぇぇぇぇぇ!
(え、違ったの?! と驚く人も多いかもしれない/笑)


いざ診察室に入ったふじこは、腹がS極、診察台がN極、な磁石状態。
しっとりしたたれぱんだを床に置いたような感触で(どんなだよ)ピトーーーーっと台に対して「伏せ」のポーズ。そして、だんまり。
かつてB病院のお医者さんが「ずいぶんとシャイな子ですねー」と言ったものだが、こいつの特技は「硬直」。
なにかあるとすぐにかたまって、置物状態になってしまうのです。

とりあえず状態を観察してもらい、処置をしてもらい、あまりたいしたこともなかったようで、すぐに帰宅と相成りました。よかったよかったねふじこ。

待合室に巨大ケージを引きずり引きずり戻ってみると、さっきの犬メンツが入れ替わって、シープドッグと赤ちゃんミケネコになっていた。シープドッグはお兄さんのひざの上で爆睡。ミケちゃんはみゅーみゅー鳴き通し。

「ほーらふじこ赤ちゃんだよミケちゃんだよ」
「しりまちぇん 他人の子にゃ興味ありまちぇん」

相変わらずゲージの陰で伏せのまま動かない&無言モードなふじこ。お会計を済ませて自動ドアをくぐったとたん、思い出したようにふじこはおっぱじめたのでした。

ギニャーブニャーびゃおぉぉぉぉん! びえぇぇぇんねえちゃんのバガああぁぁぁぁおうち帰るうぅぅぅぅ!

次回は謎多き「ふじこの名前の由来」にでも触れておこうかと思います。
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